オロネ１０ ２０４８（Nゲージ）

 先日入線したオハネフ１２の他にもう１両だけ寝台客車を入線させようと思って中古を探してみました。オハネ１２が売られていたのですが、オハネフ１２とほぼそっくりですし、またシートの塗装や寝台梯子の取り付けを行うのも面倒です。その後にジャンクで見つけたオロネ１０にしました。

オロネ１０の車体は扉や細かな相違点があるものの、ナロネ２１をベースに製造されたそうです。中央線沿線で１０１系を見ながら育ったので切妻車体が好きなのですが、２０系客車というと、好きだったのは流線形のナハネフ２２ではなく切妻緩急車のナハネフ２３だった事を思い出しました。

１両だけなので、シートパーツの塗装はちょっと手をかけてみました。

マスキングして青１５号を吹き付けます。

磨き出し、タッチアップをしてなんとか出来上がりです。

どうせ良く見えないし、通路のカーペット部分は手塗りで済ませようかと思いましたが、細長く切ったシールを塗装して貼り付ける事にしました。以前、キハ１１０シート用に調合した薄いローズピンクです。

中央に浅い半球状の突起があるので、その部分だけ手塗りしておきました。

入手した中古品は銀色の屋根だったのですが、画像検索した結果、屋根は濃灰色から旧客のキャンバスの様な焦げ茶っぽい色が多かったので、佐世保海軍工廠色を塗ってあります。実物は空気ばね台車だった様ですが、模型にはコイルバネ台車が付いていました．．．。

参考にさせていただいたＨＰ・ブログ（敬称略）：客車だった頃～山陰本線／一般形客車資料室、JS3VXW、「タキ１０４５０」の国鉄時代の記録、客車倶楽部メモＳＰ