クモハ４３８０２（Nゲージ）スカ色

クモハ４３８０２ スカ色です。

鉄コレ大糸線旧国３組セット目はクモハ４３８０２に改番して入線させるのが順当なところですが、クモハ４３８１０で味を占めてスカ色に塗り替える事にします。但し側面に片側１２枚並ぶ幅６００ｍｍ窓のマスキングがかなり手ごわそうです。

工作には特に関係ありませんが、この個体、窓枠にも”乗務員室”表記が印刷されていました．．．。

やはり６００ｍｍ幅窓は１５０分の１だとたった４ｍｍなので、不注意ミスを含めて大分失敗し、ヘラ状に削った爪楊枝の先にシンナーを付けて修正しました。今までで一番出来が宜しくありませんでしたが、遠目にはOKです。

今回は運行番号窓をくり抜いてトミックスの７２系電車用のパーツ「０１試」の「試」の文字を削り取って嵌めておきました。ピンバイスで穴を開けてからデザインナイフで切り広げました。雰囲気はまずまず良いのですが、開口部が狭すぎてよく見ると出来は今ひとつです。

公式側です。屋根はダークグレーにレッドブラウンを足して塗った後、つや消しクリアを吹いておきました。

非公式側です。こちら側の窓枠はいくらかきれいに出来ました。ところでクモハ４３の低屋根改造は１９６５年（昭和４０年）に行われましたが、パンタが後部に移設された低屋根はなかなか格好良いです。全低屋根や前パン低屋根でなくて良かったと思います。

妻面の検査表記インレタは１回失敗したので、手抜きで省略しました。

やはりコレです。予定通りという感じです。時期によってはクモハが青２２号＋クハがスカ色、クモハもクハも青２２号という組み合わせもあった様です。

参考にさせていただいたＨＰ・ブログ（敬称略）：我が心の飯田線、省型旧型国電の残影を求めて、1970’～　モノクロ写真カタログ旧型国電の記録、高尾山麓日誌、その他