１９７８年 和歌山線（Ｎゲージ）

 キハユニ１６を整備したので、１９７８年当時の和歌山線を再現してみました。

当時、和歌山線には１往復だけ、客車列車が走っていました。

上り４２２レは和歌山発６：３９王寺着９：２９、下り４２１レは王子１７：５５発で２０：５０に和歌山に着いた後、２１：０９着で和歌山市まで走っていました。

奈良に３両配置されていたキハユニ１６は８と１０が１９７８年７月、７が１９７８年１０月に廃車になり、形式消滅しました。

１９７３年に和歌山に配置されたキハ４５はその後、奈良に異動しました。１９８０年の王寺-五条間が電化された後、１９８４年の奈良線・桜井線・和歌山線電化に先立って同年２月までに亀山・伊勢に転出しています。

昔のシーナリーガイドに川端駅（貨物駅）の記事がありましたが、懐かしい駅の風景～線路配線図とともに様のブログには貴重な素晴らしい記録が掲載されていました。

川端駅には木材チップ積みトラ９００００、砕石積みホキ８００の他、ワラやワムの姿が見られます。画像検索すると和歌山線の貨物列車は編成の前後に緩急車が連結されていました。行き止まりだった川端支線で付け替えの手間を省く為かなぁ等と想像しています。

和歌山線にはグリーン車連結の京都－白浜間急行しらはまが１往復走っていましたが、その他に上り片道だけで新宮と名古屋の間を約９時間かけて走る急行しらはまも１本走っていました。

参考にさせていただいたＨＰ・ブログ（敬称略）：セピア色の線路、ａｋａの鉄道最新写真＆秘蔵記録、懐かしい駅の風景～線路配線図とともに、奈良写真現像屋onＸ、ＡＲＣ資料館、その他