クハ68044 鉄コレのクモハ54006を改造して、運転席前面窓が原型タイプの044を作りました。
クモハ54の運転席窓を拡大し、クハユニ56の助手席1枚窓が嵌る様にします。
2位側の角に付いているステップはクハ68には不要なので削り落とします。
クモハ54の青い成形色は赤の発色が悪そうなので、サーフェーサーを軽く吹き付けました。
最初に赤2号、後から黄色5号を吹き付けましたが、前面幌枠周りは上手くマスキングできずに後から結構、タッチアップをしました。
屋根板はクハユニ56のものを使い、前方3か所のベンチレーター位置を修正しました。
そしてこの辺りでやっとクモハ54006ボディーには、前面運転席窓上の鎧戸型ベンチレーターが無い事に気付きました。さすがにこれがないと駄目だろうと思って、改造予備車だった仙石線クモハ54をお釈迦にして、ベンチレーターを切り出しました。
ここからが窓枠塗装修行です。爪楊枝の先でマスキングテープをなるべく圧着させながら、2段窓の中桟、縦桟、上下桟の順に塗装しました。
最難関の窓枠塗装が済んでそろそろ完成が見えてきました。ちなみに後部妻面貫通扉の窓は取り外す際にヒビが入ってしまいました。
シートパーツはどうせ見えないのですが、クロスシートの背もたれやロングシートの袖板をグリーンに塗っておきます。
ところでここでまたミスに気付きました。貫通路扉の窓枠を黄色5号で塗っていたのですが、ここはクリーム色でないといけません。
窓枠に、その辺にあったウォームホワイトを筆塗りしておきました。写真で見ると貫通扉とちょっと色が違いますが、肉眼ではそれほど気になりません。
中央西線を経て後から新潟地区に加わった044は、当初から在籍した車両についていた竹槍型タイフォンでなくて、カバー付きホイッスルが屋根上に付いていました。透明プラバンでトミックスパーツ用の治具を作り、屋根に取付穴をあけます。
ピンバイスで0.6mm径の穴を開けましたが、意外にうまく取り付けられました。
ところでまたミスに気付きました。おそらく仙石線クモハ54用の間違えたシートパーツ(手前)を使っていました。シートピッチが微妙に違います。正しいパーツに(奥)に交換しましたが、もうグリーン色の塗り分けをするのは止めました。
前面に枠を赤く塗った幌を取り付けて完成です。
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