2024年2月15日木曜日

キユニ17 15(Nゲージ)広コリ

 トミックスのキユニ17を再整備しました。


前回、車番を選ぶ際に唯一、模型と前面縦樋位置と後部乗務員扉の形態が合致する四国で活躍した13番にしたのですが、13番の実物は前面窓下に補強帯が2本溶接され、それを避ける為に縦樋が途中で曲げてありましたので、すっきりした表情の模型とはちょっと形態が異なります。

3・4位側の乗務員扉を作り直すのは難しいので、前面縦樋を改造する事にしました。11・12・14・15のいずれかが対象ですが、七尾に配置されていた11・12番はタイフォンが1位側尾灯上に移設された上に側面上部に採光窓が増設されており、更に後年には前面補強帯と変形縦樋が付けられていました。四国の14番は何かのトラブルでしょうか、改造後4年も経たない1971年に廃車になっていたので、結局、小郡に配置されていた15番にしました。


例によって元の縦樋モールドを削り落とし、雨樋先端部をプラペーパーで延長し、0.4mm丸棒を接着しています。マスキングしてエアブラシで吹き付けても、結局いつも後からタッチアップをしているので、今回は最初から筆塗りし、最後に半つや消しクリアーで光沢を整えておきました。ネット上で拝見する事が出来る15番の貴重な写真を見ると、前照灯は白熱灯でした。

社外品の余剰インレタから番号を組み合わせて車番をいれようかと思いましたが、粘着力が悪くて「キユニ」の文字が上手く貼れなかったので、諦めてちょっと文字が大きめなトミックス製品付属インレタをそのまま使っています。

参考にさせていただいたHP・ブログ(敬称略):おかひめの鉄道記録、YASUBEE's鉄道写真ギャラリー、鉄道写真家岩堀春夫のblog2、里山工房HP、きはゆに資料室、その他

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