2022年10月9日日曜日

キハ66 12+キハ67 12(Nゲージ)

トミックスキハ66・67国鉄急行色セットです。登場時の窓回り朱色4号塗りから1978年に急行色と同じ赤11号に変更された後の姿です。

キハ66・67は登場時、新たな汎用気動車として、急行色と同じ塗分けながら窓周りは赤11号の代わりに朱4号が使われていましたが、僅か数年後の1978年に赤11号を使った国鉄急行色に変更されました。なんでだろうと思いましたが、おそらく一般形気動車が朱色5号一色塗り(首都圏色)に変更されて朱色4号が廃止されたから、という結論に達しました。

国鉄末期には屋根上に冷却用のポンプが増設されたので、製品のプロトタイプは1978年から1985年頃の姿です。

屋根上に薄く溶いたつや消し黒を吹き付けます。ボディーは基本的にすべてマスキングしましたが、オデコ外周部分は境目が目立たない様に吹き付ける為に、マスキングテープの端を密着させない様にしました。

シートパーツはいつも通り、青15号で塗装しています。

床下・台車はガイアマルチプライマーを吹いてから、ねずみ色1号とつや消し黒と錆埃色で仕上げました。

自然な感じに仕上がりました。

1980年頃の直方気動車区では、貫通路渡り板の車番は割と大きな文字で書かれていました。側面用のナンバーインレタを使ったところ、やや大き過ぎですが、まずまず良い感じです。車番は昔の写真を見ながら何となく12にしました。(同車はその後、ハウステンボス色になっていました。)

屋根の汚れがやや控えめですが、シートパーツと下回りは多少手間をかけて塗装した効果は充分あります。

側面の行き先方向幕はそのままにしておきましたが、裏から白く塗った方が良さそうです。

電動車がユニット方式の国鉄新性能電車の場合、主たる形式番号(例えばクモハ101)に対して従たる番号はマイナス1(クモハ100)ですが、ユニットでしか運用されないキハ66・67の場合は、トイレが付いている66が主でトイレなしの67が従なのか、それとも発電機付きの67が主で66が従なのかなぁ、とどうでも良い事を考えてみたりします。

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