2024年11月6日水曜日

クモハ43810(Nゲージ)その4 完成

 色は当初、青22号に塗り替えようと思っていましたが、実車は1975年3月に北松本に転属当初は篠ノ井線や中央西線で運用され、1978年に大糸線に転用されるまではスカ色のままだった事を知り、2扉半流の車体によく似合うスカ色で仕上げる事にしました。

加工が大変なので、北松本への転属直後の、前面サボ受けが残っていて側面サボ受けが車体中央側面窓下から2位・3位の乗降ドア右上に移設される前の姿にしました。助手席窓下部の車内に設置されていた3桁運行番号表示器は、身延線では使用されていたものの北松本転属時には取り外されていた様ですので、切り落としておきます。

KATOの元の塗装のイメージ色になるべく合わせたクリーム色を窓周りに吹き付けます。ウォームホワイト、GMクリーム1号を混ぜたものに、黄色を少し加えました。

青はFABREの青15号にGMの青20号を混ぜました。

驚いた事に、塗装剥離せずにクリーム色と青をエアブラシで吹き付けただけで、1位側乗務員扉窓枠下部から車体裾までヒビが入ってしまいました。欠けてマスキングテープに付いていた窓枠の破片を見つけ出し、なんとか修復しました。扉の端に点々と見えるクリ-ム色が割れた跡です。

前面運転席窓は他の窓ガラスパーツから切り出しました。


鉄コレと連結出来る様にTN化しましたが、スペースが僅かしかなく工夫が必要でした。TNカプラー0339の後部を切り詰め、床板中央のふくらんだ部分を切除した後、残りの左右の部分にプラ溶着リベットで取り付けました。引っかからない様に本体のピンを下側だけカットしたら特に問題なさそうです。

パンタ取り付け部を低屋根改造したら屋根裏に付いていたウエイト(写真上)が使えなくなりましたので、鉛板(写真下)に交換します。

車体内側のモーターカバーから出ているピンに当たらない位置に接着しておきました。

車体にレタリングを入れ、半光沢クリアを吹いておきました。

屋根とベンチレーターは塗装し直した後、つや消しクリアを吹いておきました。床下機器はつや消し黒で塗っておきました。

正面幌は鉄コレパーツを黒く塗ったものを接着してあります。

後部妻面は低屋根に合わせて整形しただけで、貫通路上のベンチレーター(ルーバー)は残しておきました。

屋根上配管が切れていますが、そのままです。

TN化したクハ47009と連結した状態です。

参考にさせていただいたHP・ブログ・その他(敬称略):我が心の飯田線、高尾山麓日誌、ぶんたの鉄道写真小屋、1970’~モノクロ写真カタログ旧型国電の記録、DRFC-OB デジタル青信号、ヤマケイレイルブックス7ー20世紀なつかしの旧型国電、その他


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