色は当初、青22号に塗り替えようと思っていましたが、実車は1975年3月に北松本転属当初は篠ノ井線や中央西線で運用され、1978年に大糸線に転用されるまではスカ色のままだった事を知り、2扉半流の車体によく似合うスカ色のままで仕上げる事にしました。
加工が大変なので、北松本への転属直後の前面サボ受けが残っていて、側面サボ受けが車体中央側面窓下から2位・3位の乗降ドア右上に移設される前の姿にしました。助手席窓下部の車内に設置されていた3桁運行番号表示器は、身延線では使用されていたものの北松本転属時には取り外されていた様ですので、切り落としておきます。
KATOの元の塗装のイメージになるべく合わせたクリーム色を窓周りに吹き付けます。ウォームホワイトとGMクリーム1号を混ぜたものに、黄色を少し加えました。
青はFABREの青15号にGMの青20号を混ぜます。
驚いた事に、塗装剥離せずにクリーム色と青をエアブラシで吹き付けただけで、1位側乗務員扉窓枠下部が欠けて車体裾までヒビが入ってしまいました。マスキングテープに付いていた窓枠の破片を見つけ出し、なんとか修復しました。扉の端に点々と見えるクリ-ム色が割れた跡です。
前面運転席窓は他の窓ガラスパーツから切り出しました。
鉄コレと連結出来る様にTN化しましたが、スペースが僅かしかなく工夫が必要でした。床板中央のふくらんだ部分を切除して左右の残った部分に、後部を切り取ったTNカプラー0339をプラ溶着リベットで取り付けています。引っ掛かりそうだったカプラー本体のピンは下側だけカットしておきました。特に問題なさそうです。
パンタ取り付け部を低屋根改造したら屋根裏に付いていたウエイト(写真上)が使えなくなりましたので、鉛板(写真下)に交換します。
半流のクモハ53007も008も魅力的ですが、運転席窓がHゴム支持でなく窓下辺が助手席側と揃っていたクモハ43810が一番恰好良いなぁと思っています。
参考にさせていただいたHP・ブログ・その他(敬称略):我が心の飯田線、高尾山麓日誌、ぶんたの鉄道写真小屋、1970’~モノクロ写真カタログ旧型国電の記録、DRFC-OB デジタル青信号、ヤマケイレイルブックス7ー20世紀なつかしの旧型国電、その他
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