2024年4月6日土曜日

1974年 広尾線(Nゲージ)ディーゼルカー・9600貨物

 1987年に廃止された広尾線です。帯広から広尾まで84.0kmを普通列車で1時間50分から2時間かけて結んでいました。ちなみに現代の電車が東海道本線東京-小田原間83.9kmを1時間20分から25分位で走っているのと比べると、1両当たり180PSエンジン1台のディーゼルカーにしては意外と健闘していた気がします。

カーブの向こうで汽笛を鳴らすとブラスト音を響かせながら9600形蒸気機関車が姿を現しました。

小さな動輪をせわしなく動かしながら、ゆっくりとした足取りです。

当時の貴重な画像が残されていますが、帯広寄りにワフ12100、そして広尾寄りにワムフ100、途中駅での入れ換えの関係かワムフの後ろにも貨車が連結されていました。

貨物列車は1日1往復で、貨車十数両を牽く事もあれば、荷が少ない時には写真の様な短い編成もあった様です。

気動車列車は2両編成が多かった様です。1967年から1975年までの夏、士幌線の糠平と広尾線広尾の間を結ぶ急行大平原が走っていました(1975年は帯広-広尾間のみ)。資料がありませんが、夏場にキハ56・27は余ってなさそうなので、使用車両はキハ22だったのかなぁ、と思っています。

豪快な煙と音の割にゆっくりと走る現役当時の貴重なキューロクの姿をYoutubeで見ていたら楽しくて、模型の動画も撮ってみたくなりました。





参考にさせていただいたHP・ブログ(敬称略):会津の自然と汽車&北信の田舎暮らし、写楽さんのブログ、遥かなる汽笛清須クジラの鉄道写真ギャラリー、鉄道写真帳「蒸機の匂った時代」、ノーブルジョーカーのホームページへようこそ、水曜鉄どうでしょう、昭和のSLtoshi tan、雪の米坂線走れ!9600NPO法人科学映像館、Rail Artブログ、ARC資料館、その他

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