2021年10月2日土曜日

トミックス50系客車 2501・2502 行先方向窓Hゴム(Nゲージ)

 トミックス50系客車は2012年に新規金型で登場しましたが、3両x3編成または4-5両x2編成を組める様に、品番2501:オハフ50x6両+品番2502:オハ50x3両の計9両を導入していました。そしてシートパーツの青15号化と、屋根や床下のウェザリングを済ませ、充分満足していました。

ところが2021年8月になって、品番が変わった商品が発売されました。9533のオハフと9534のオハです。オハフのテールライトが両側点灯化された事も靴摺りがシルバー印刷される事も余り気になりませんが、行先方向幕準備窓のHゴムグレー印刷だけはとても気になります。KATO製品は以前からそうでしたが、間違いなくその方が良い見た目です。

でもだからと言って新製品を導入するには、手持ちの9両がもったいないので、くろまや206/50系客車用Hゴムインレタを使う事にしました。


切り出したインレタをセロテープに貼り付けると元々のモールドが見辛くなって、位置決めが難しくなります。そこで、ガイドになる様、モールドの横にマスキングテープを貼りました。

インレタ貼り付けは特に最初のうちは成功率が低く、途中でも結構失敗するのですが、28両分収録されているので、インレタ1セットで十分足りました。

臭気抜き窓は写真ではガイドのマスキングテープを貼っていますが、インレタシートを直接車体に当てて転写した方が、インレタを切り抜いてセロテープで固定するよりもモールドが見やすいので位置決めが楽です。サイズが小さいので簡単に転写出来ます。

出来上がりです。

一部微妙にずれているものもありますが、9両分でまあ平均80点位の出来栄えだと思います。屋根と床下のウェザリング具合に差を付けてあったので、分解時、それぞれのパーツにマッキーで番号を振っておきました。最後にボデーはウェザリング具合に合わせて半光沢またはつや消しクリア、屋根は全てつや消しクリアを吹き付けておきました。

完成です。ウェザリングした屋根はベンチレーターを外さずに少し斑になっていたので、一旦ベンチレーターを外して塗り直し、修正しました。

なんとか新製品を購入せずに納得いく状態になりました。

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