後から設置するとしたら場所はこの辺りしかないのですが、渓谷をまたぐ鉄橋に近すぎて、ちょっと不自然です。
そこであまり外側にはみ出さない様に側線を1本撤去して、転車台を設置する事にしました。さっそく、線路を引き剥がします。
バラスト固着用の木工ボンドが結構薄かったので、なんとか撤去出来そうです。
線路脇の水タンクや詰所には一時立ち退いてもらいました。
ちょっと窮屈ですが、この辺りにターンテーブルを設置する予定です。
フレキシブルレール部分に水を垂らして木工ボンドを溶かします。
ちょっと無理やり剥がした感じです。
大型のカッターナイフとマイナスドライバーでバラストを削り落とします。
ターンテーブルには余剰パーツになっていたKATOのプレートガーダー橋線路部分(12cm)が使えそうです。20m級の気動車がぎりぎり乗せられる18m転車台になります。どうやって丸い穴を開けようかと思っていたら、蚊取り線香皿の蓋内径が丁度良さそうです。
ダイソーで売っていたデザインナイフで、蚊取り線香容器の内側をなぞって厚手のボール紙に丸い穴を開けました。
設置予定場所に置いてみます。
なんとなくそれらしくなりそうです。
今更路盤を掘り下げるのは大変なので、下路式転車台にします。
切り抜いた円盤の縁に5mm幅のボール紙を木工ボンドと瞬間接着剤を使って貼り付けます。ピット内の円形のレールは、手抜き工法で1x1mmのプラ棒をそれらしく接着して終わりです。
路盤がはみ出す分、機関区裏の道路を跨ぐトンネルを超現物合わせで作ります。
もう使う事がないと思っていた、随分昔に購入したGMのプレートガーダー橋が使えそうです。
さてどうしようか、という感じです。
設置予定場所に置いて様子を見ます。風景的にはちょっと強引ですが、なんとか上手く収まりそうです。
それらしい形になってきました。念願の転車台設置が見えて来ました。
ダミーですが、せっかくなので回転くらいは出来る様にしようと思います。
GMのプレートガーダー橋をターンテーブルらしく整形してみました。
回転する様にセンターピンを付けました。TOMIXの車輪の一部です。
中心に取り付けますが、これも現物合わせです。
0.3mm厚のプラバンを2mm幅に切って、側板を切り詰めた部分に取り付け、それらしい形にしました。
遠目にはまあまあ良い感じです。
ちゃんと回ります(手動ですが)。
この日はここまでで終わりにしました。
ピット深さを5mmにしたので、そのままだと転車台は1mmほど他の線路より高くなります。それでもいいかと思っていましたが、後から気になるといけないので、思い切ってかなり強引に(雑に??)地面を掘り下げました。
線路がなかなかぴったり直線になりませんので、カメラで写真を撮ったり、見る場所を変えたりしながら微調整です。
大分それらしくなってきました。
一応、なんとか回るアピールです。精度が低いので引っかかりながらという感じです。
ずっと気持ちの中で引っかかっていた転車台問題が解決したので、すこしずつ機関区周りのディテールUPに励もうと思います。
周囲の灰色も肉眼で見るのともまた違っていて、随分明るく見えます。
少しだけ良い感じになりましたが、まだまだ改良の余地がありそうです。
自作の転車台素晴らしいですね😊
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