2019年12月1日日曜日

長杉機関区 下路式転車台(ダミー)

蒸気機関車を走らせるつもりがなかったので、転車台は設置しなかったのですが、実物はどこのディーゼルカーやディーゼル機関車基地にも転車台が残されている事に気付きました。運用上、必要に応じて車両の方向転換をする場合がある様です。

後から設置するとしたら場所はこの辺りしかないのですが、渓谷をまたぐ鉄橋に近すぎて、ちょっと不自然です。

そこであまり外側にはみ出さない様に側線を1本撤去して、転車台を設置する事にしました。さっそく、線路を引き剥がします。

バラスト固着用の木工ボンドが結構薄かったので、なんとか撤去出来そうです。

線路脇の水タンクや詰所には一時立ち退いてもらいました。

ちょっと窮屈ですが、この辺りにターンテーブルを設置する予定です。

フレキシブルレール部分に水を垂らして木工ボンドを溶かします。

ちょっと無理やり剥がした感じです。

大型のカッターナイフとマイナスドライバーでバラストを削り落とします。

ターンテーブルには余剰パーツになっていたKATOのプレートガーダー橋線路部分(12cm)が使えそうです。20m級の気動車がぎりぎり乗せられる18m転車台になります。どうやって丸い穴を開けようかと思っていたら、蚊取り線香皿の蓋内径が丁度良さそうです。


ダイソーで売っていたデザインナイフで、蚊取り線香容器の内側をなぞって厚手のボール紙に丸い穴を開けました。

設置予定場所に置いてみます。

なんとなくそれらしくなりそうです。

今更路盤を掘り下げるのは大変なので、下路式転車台にします。

切り抜いた円盤の縁に5mm幅のボール紙を木工ボンドと瞬間接着剤を使って貼り付けます。ピット内の円形のレールは、手抜き工法で1x1mmのプラ棒をそれらしく接着して終わりです。

路盤がはみ出す分、機関区裏の道路を跨ぐトンネルを超現物合わせで作ります。

もう使う事がないと思っていた、随分昔に購入したGMのプレートガーダー橋が使えそうです。

さてどうしようか、という感じです。

設置予定場所に置いて様子を見ます。風景的にはちょっと強引ですが、なんとか上手く収まりそうです。

それらしい形になってきました。念願の転車台設置が見えて来ました。

ダミーですが、せっかくなので回転くらいは出来る様にしようと思います。

GMのプレートガーダー橋をターンテーブルらしく整形してみました。

回転する様にセンターピンを付けました。TOMIXの車輪の一部です。

中心に取り付けますが、これも現物合わせです。

0.3mm厚のプラバンを2mm幅に切って、側板を切り詰めた部分に取り付け、それらしい形にしました。

まあまあなんとかなった感じでしょうか。

遠目にはまあまあ良い感じです。

ちゃんと回ります(手動ですが)。

この日はここまでで終わりにしました。

そして、転車台工作がまた少し進みました。ピット周りを塗装しました。底面はもう少し暗い色にした方が良いかも知れません。

ピット深さを5mmにしたので、そのままだと転車台は1mmほど他の線路より高くなります。それでもいいかと思っていましたが、後から気になるといけないので、思い切ってかなり強引に(雑に??)地面を掘り下げました。

線路がなかなかぴったり直線になりませんので、カメラで写真を撮ったり、見る場所を変えたりしながら微調整です。

大分それらしくなってきました。

一応、なんとか回るアピールです。精度が低いので引っかかりながらという感じです。

ずっと気持ちの中で引っかかっていた転車台問題が解決したので、すこしずつ機関区周りのディテールUPに励もうと思います。

そして、転車台のピットを黒っぽくしてみました。艶消し黒をシャブシャブに溶いてからダークアースを足して、エアブラシで吹き付けましたが、途中、飛沫が飛んでしまってあまりきれいにできませんでした。

周囲の灰色も肉眼で見るのともまた違っていて、随分明るく見えます。

少しだけ良い感じになりましたが、まだまだ改良の余地がありそうです。

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