狩勝セットのキハ27 0番台です。
手元にある誠文堂新光社 降旗道雄氏著「国鉄気動車ガイドブック」です。50年位前の本です。長い年月をかけてこんなにボロボロになった訳でなく、中学生になる頃には既にこんな状態でした。その後、10代後半から40代になるまでずっと開くこともなく本棚で眠っていたのですが、最近は時々出してきて見ています。残念ながら数ページ紛失しています。
その中で昔から好きだったのが、こちらのキハ27 14の写真です。様々なメーカーが製造しているキハ58系は同じ設計図から生産しているのでしょうが、微妙に表情が異なる場合があり、この車両はヘッドライト回りのカーブが少し浅い気がします。東急車輛製造です。
そしてこちらのキハ56 40はすこしカーブが大きい気がします。新潟鐵工所です。跨線橋の形態と位置から上のキハ27 14とは同じ時に撮影されているのは間違いなさそうなので、跨線橋の形から駅を特定しようとおもったら、気動車の併結がある駅で最初に検索した遠軽駅の跨線橋で間違いなさそうです。色は塗り替えられているものの現役です。
最初、このキハ27は前面ホロ付きで組み立てていました。ところで、改めてこう見るとやはりトミックスはカーブが大きい新潟・日車タイプ、KATOはカーブが浅い東急・富士重工タイプだと思います。(個人の主観に基づく仮説です。)
好きだったキハ27 14の写真の影響で幌無しに変更しました。
写真を撮ったら架線注意札が少しズレている事に気付きました。肉眼だと気にならないのですが。
そもそも鉄道模型自体そうですが、トミックス キハ56系はその中でもマニアによるマニアの為の製品なんだなぁ、と思います。レタリングとウェザリングでこれだけ楽しむと、トミックスの方々も喜んでくれるだろうなぁと思います。
参考にさせていただいた書籍・HP・ブログ(敬称略):国鉄気動車ガイドブック(降旗道雄著・誠文堂新光社)、きはゆに資料室、風・土・植物とレイル、裏辺研究所、 MC54006onX、Kami-kitamiのブログ、その他
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