根室本線には1974年から1980年まで夜行普通列車”からまつ”が走っていた事を知りました。
実物は釧路寄りから普通車4両、寝台車2両、郵便・荷物車3両といった、結構長い編成でした。模型はレイアウトに合わせて大分短くしています。
寝台車はオハネ16が所定2両で使用されていましたが、最末期には1両に減車されていた様です。廃車になる1974年11月以前のスハネ30も使用されていました。スハネ30の事は全く馴染みがなくて殆ど知らなかったのですが、各社からNゲージ、HOゲージの模型が発売されていました。
1979年10月号の時刻表を見ながら、当時の様子を振り返ってみました。
釧路発の上り優等列車を見ると、特急は函館行きの”おおぞら”が3本あります。 (根室本線・函館本線・千歳線・室蘭本線・函館本線経由) おおぞら2号:釧路発7両編成、滝川で旭川発6両を連結し13両で函館へ。 おおぞら4号:釧路発10両編成でそのまま函館へ。 おおぞら6号:釧路発10両編成、札幌で3両増結し13両で函館へ。 いずれの列車にも食堂車が連結されていました。
釧路から函館までの所要時間は10時間余り。滝川で連結併合する列車の4分間と札幌の約5分間の停車時間以外は駅弁を買う時間もなかった様です。全線乗るお客さんがどれだけいたか分かりませんが、食堂車も車内販売も重要だったのでしょう。
最近、Nゲージで機関車に牽かれた貨車や客車列車を走らせるのがとても魅力的に思えます。
当時根室本線を走っていた可能性があるキハ22とキハ24、そしてキハ12が並んで停車中です。
池田区のキハ12は士幌線、広尾線、池北線を中心に活躍していた姿を良く見ますが、根室本線を走っていた事もあるかもしれません。
参考にさせていただいたHP、ブログ(敬称略):カラマツトレインHP、ヤスのひとりごと、北海道中年(そろそろ初老?)鉄ちゃん戯れ事日記、愛称別トレインデータ館、汽車旅モノローグ~鉄道小話、ARC資料館、きはゆに資料室他
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