1982年頃の日高本線です。
徐々に貨物取扱駅を減らしながらも当時まだ、苫小牧-様似間に1往復の貨物列車があり、それ以外にも臨時貨物列車が運転されていたそうですが、1982年12月に静内以遠が廃止、そして1984年1月末で全線の貨物営業が廃止されました。日高本線でDD16が活躍していたのは1974年2月から約10年間でした。
苫小牧区のディーゼルカーは1979年までキハ21とキハユニ25のみの配置でしたが、キハ21は1980年から1981年にかけて殆どが廃車になり、キハ22に置き換えられます。
札幌ー苫小牧間はそれまで急行ちとせ併結でしたが、1980年10月に千歳線が電化された後は単独運転になった様です。所要時間は札幌-苫小牧間が約1時間、苫小牧-様似間が約3時間でした。
苫小牧区には3両のキハユニ25が配置され、室蘭本線や日高本線で使用されていました。そのうち2両は廃車が遅く1986年でした。模型はキハユニ26で代用しています。
一部は内陸に入り込んでいるものの、海岸線近くを走る場所が圧倒的に多く、これまで度重なる自然災害をなんとか乗り越えてきましたが、2015年の台風で大きな被害を受けて、2021年3月末で鵡川-様似間が正式に廃止になりました。
参考にさせていただいたHP・ブログ:雄岳急行日記、Remember the DD16、安曇野電気鉄道HP、きはゆに資料室、鉄道模型工作記録帳、愛称別トレインデータ館、他
急行えりもは3往復ありましたが、下り最終と上り始発は静内-様似間を普通列車として運転されていました。
雄岳急行日記様のブログでDD16牽引貨物列車やディーゼルカーの貴重な姿を沢山拝見する事が出来ます。スクラップ帳の古い雑誌の写真にもコンテナ貨車が写っていたなぁ、と思って良く見たら、貨車2両分程位置が違うものの同じ時に撮影された写真の様です。
0 件のコメント:
コメントを投稿