2024年5月10日金曜日

1965年~1972年 川俣線(Nゲージ)

 その姿に惹かれて多くの方々が模型で再現している、C12がスハニ35と貨車を牽く川俣線の混合列車です。保育社カラーブックス”蒸気機関車”に掲載されていた「秋祭りの太鼓の音が聞こえてくる昼下り・・・・・・」とのキャプションが付いた廣田尚敬氏の叙情的なカラー写真。その完全コピー(というと大袈裟ですが)を目指しました。

中学生の頃にボロボロになるまで読んだ”シーナリーガイド”の川正線の記事から長い月日を経て、カトー製C12再生産2回目にして、ようやく川俣線の世界に辿り着きました。

川俣線が分岐していた松川駅は東北本線の福島駅から南に3駅目。日中の客車列車はスハニやオハニ1両のみ、牽引するC12は福島駅から毎日回送されてきたそうです。

朝夕は3両編成だったそうですが、増結用の客車は1日のうち殆どを松川駅構内に留置されて過ごしていたのでしょうか、それとも福島まで回送されていたのでしょうか。

スクラップブックの切り抜き写真にはC12がオハニ61を1両だけ牽いている写真もありました。


川俣線は1966年10月に気動車化されています。郡山に1両だけ配置されていたキハ22がキハ52と組んで活躍する姿を、複数のネット記事や雑誌記事で見る事が出来ました。

貨車牽引の為に2両編成のディーゼルカーのうち1両は2エンジン車のキハ52やキハ58が使用されていた様です。

カプラーアダプターの出番です。


貨物輸送は1972年5月の廃止まで行われていた様で、最終日午前中の岩代川俣発の列車にも貨車が連結されていました。

鉄道廃止後の国鉄バス川俣線はその後長年に亘って運行され、JRバス東北に引き継がれたものの、利用者減によって2005年に自治体運行のバスに置き換えられたそうです。

参考にさせていただいたHP・ブログ・他(敬称略):cavacho☆彡“きゃばちょこ”です。、「お気楽鉄ちゃんの館」へようこそ!!、南風・しまんと・剣山 ちょこっと・・・、DRFC-OB デジタル青信号、乗り物ニュースプレミアムnote支部、NHKアーカイブス、Wikipedia、かめかめブログ、カフェドラグーン、その他


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