当時の熊本機関区には数両のバス窓前期型を含めて20両前後のキハ55が配置されていました。昔のローカル線写真集で高森線を走るキハ55x2両編成を見る事が出来ました。
豊肥本線は途中、スイッチバックと33.3‰の勾配があり、2エンジン車比率が高くてキハ52や急行型気動車が良く見られました。
豊肥本線は元々土砂災害の多い路線です。2016年の熊本地震の後には一部区間が長期運休となっていましたが、2020年に全線運転再開しました。高森線(南阿蘇鉄道)はまだ一部区間運休中ですが、復旧と豊肥本線乗り入れが計画されているそうです。
以前はキロ28も連結されていましたが、末期にはキハ58+65+58の3両計1220馬力の強力編成だった様です。
高森線は6往復のうち、下り3本と上り4本が熊本直通でした。
キハ55は1982年から83年にかけて廃車になります。
キハ47はその後、エンジン増強型のキハ147となって、40年近く経った今も活躍しています。
当時の熊本区のキハ55は雨樋がクリーム色でした。貫通渡り板は灰色でしたが、手を抜いて交換していません。
1980年代前半はあまり単行列車は走っていなかった様ですが、もう少し時代が後になってからは結構走っていました。
キハユニ26が編成2両目に連結されている写真が良く見られます。
きっと途中駅の荷扱いの都合かなにかだったのでしょう。
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