山陰本線824レ風です。1980年代初頭、門司から福知山まで595.1kmを走っていた長距離列車です。模型は雰囲気だけです。
出発すると電化された本線から左に分かれていきます。
山陰本線には1980年代半ばまで、まだまだ旧型列車を使用した長距離列車が沢山走っていました。
1984年になると走行距離第1位は浜田05:08発-大阪20:53着726レ(500.8km)、第2位は京都05:25発-浜田21:35着833レ(474.9km)になりましたが、他にも10時間以上かけて走る列車が何本かありました。
当時の雑誌の切り抜きを見ると、1984年には福知山客貨車区136両、米子客貨車区17両、出雲客貨車区34両、浜田客貨車区41両の合計228両の旧型客車が配置されています。(10系軽量客車を含む)
長距離普通列車が走っていた理由は荷物輸送と郵便輸送だそうです。また、それ以外にも荷物車や郵便車を連結しない比較的短距離の列車も沢山走っていました。
ウソ824レはまだまだ先に向かいます。
その後、60.3ダイヤ改正(1985年)で、急行列車の大量廃止と12系客車の普通列車転用によって全国で600両以上の旧型客車が廃車となり、福知山と米子を合わせた山陰本線の配置車両は、廃車前提車の3両を含めて70両まで数を減らしました。
出雲客貨車区には1985年に客車配置がなくなったものの、翌1986年まで廃車待ちの旧型客車が留置されていたそうです。
まだまだ先に進みます。
山間の駅でディーゼルカーと交換です。
出発しました。
そろそろ終着駅です。旧型客車が最後の活躍をしていたのはもう35年以上昔の事でした。長い旅も終了です。
但し周回用の線路がありますので、出発した駅にそのまま進みます。
やっと1周してきました。
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